真っ直ぐ伸びた生命線 誰だって 自分勝手に生きてる 誰だって 自分のために生きてる それでいい この痛みを 誰かに分けることも この喜びを 誰かに分けることも できないのだから、それでいいんだ 分かち合うことが できても 慰めあうことが できたとしても 結局それは 貴方の喜び 結局それは 誰かの悲しみ だから、自分のために生きてて当たり前 誰だって 自分勝手に生きてる 誰だって 自分のために生きてる 貴方が 泣いたとしても それは 貴方の涙でしかなくて 私が 死んだとしても 私を 愛した人が死ぬわけじゃない どんなに大切に思いあってても 結局は自分の痛みは自分のもので だから、自分のために生きてて当たり前なんです 誰だって 自分勝手に生きてる 誰だって 自分のために生きてる 人は 一人では生きていけないけれど 人は 誰かのためには生きられない 人は 一人では生きていけないけれど 人は 一人で死ぬことができるから 誰だって 自分勝手に生きてる それは 自分勝手じゃなくて、 それが 人の生き方だから 貴方の痛みをわかるのは貴方だけ 貴方の喜びをわかるのも貴方だけ その意味、わかりますか? back --------------------------------------------- あとがき 生きてる、ってそういうことだと思う。 誰かのために何かすることはできるけれど、生きていくのはできない。 生きていく上での苦しさや、悲しみは自分だけのものであり、誰かのものではないから。 だから、自分の辛さをわかるのは自分しかいない。 誰もが自分のために生きてて、当たり前。 誰かのために生きるっていうのは、勘違い。 それは誰かのために生きてるんじゃなくて、『誰かに何かしてあげたいから』生きてる。 誰だって自分勝手に生きてる それでいい そうでなきゃ、変なんだ |