哀しげに 夕暮れは暮れて
僕はまた、君の後姿を見送る


いつか暮れ行く夕日を背にして
二人だけで歩いていけたら・・・


いつか二人で ずっと一緒にいることができたなら
君もあの夕日のように 哀しげな笑顔はしなくなるのかな?


無言で見送った日々を色濃く覚えてる
君の髪がなびいていたね

もう、ずっと昔のことだけれど 霞がかった景色を覚えてる
笑っていたね 無邪気で無垢な表情で

今の君はどんな笑顔をするんだろう?
あの頃のように、哀しげで優しい可愛い笑みをくれるかな?


幼い頃の、あの静かな記憶の中で眠る君と同じように・・・・・


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あとがき

 はい。え〜・・・幼い頃の、記憶。を主題(?)として書きました。
なんですか、あの・・・私の詩の中にはそういうのが多いように思いますが、おそらくは全て女性側のもので。 しかも「あの人はもう、ここにいないのね・・・」みたいな感じでちょっち暗いのですが、今回は比較的明るいですよね。よね!?

男性側の詩。 夕暮れを見て、君はいつも悲しげに笑って「ばいばい」と言って・・・駆けて行ったね。
霞がかった記憶の中で、今でも君は僕にあの笑顔を向けてるよ。
哀しそうで、切ない・・・可愛い笑みを。

なんかロリコンっぽいのですが、そういうものじゃないですよ・・・?