song...



君を失くして全部捨てた
でも、たった一つ 残ってたものがあるよ
いつか君と唄ったあの『唄』

君と唄うとどの歌も一番好きな唄になる
君と唄うとどの歌も世界一綺麗な唄になる


でも、その唄は別れの歌で・・・今の僕を唄うよう・・・


唇が音にする言の葉は
「待って」とか「ごめんね」とか
それよりも・・・あの唄を口ずさむ

君と唄ったあの歌少し変わったメロディ
ほら、あの頃よりも上手くなっただろう?


聴いていて、一緒に歌ってくれた君は・・・もういない・・・・


雨の日に外の出て唄ったね
暗い道を二人手を繋いで歩いて
雨の音に紛れる二人の『唄』 もう聴けない

君が始めて僕の前で唄った歌だね
君があの『唄』を聴いて泣いていたのもしってるよ


今も、あの『唄』を聴いて・・・僕を思い出して泣いているの・・・・?





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あとがき

 べったべたな恋愛詩は書かない、と日記で言ってたので別れの詩です。
ベターやけどね。うん。
私って書く詩の大半が別れの詩だと思うんですよね・・・。

「君のことが忘れられない」って感じの。

今回は「唄」です。唄。
君と唄った歌は、どの曲よりも一番好きな唄になる


大嫌いなメロディも、君が好きなら好きになれるよ。